手芸絵本作家として、フェルトや布、ビーズなどを使った可愛らしい作品を、数多く手がけている人気作家*すまいるママ*さんのデビュー作「ながれぼしきらり」。相手を思いやる気持ちが、どんどん連鎖していく…とっても心温まる、優しいお話です。
あらすじ
「きらり」は小さな流れ星。ある大雨の夜、たくさんの動物たちが、小さな島に、取り残されてしまいました。動物たちは、きらりに「助けて」とお願いします。でも、自分一人では助けてあげられない…そこで「きらり」は、持てる力を全て出し切って…。
温かみのある手芸絵本
こちらの絵本の作者である*すまいるママ*さんといえば、手芸絵本作家として、フェルトや布、ビーズなどを使った可愛らしい作品を、数多く手がけている人気作家さんです。
たくさんの絵本を見てきた子供にとっても、手芸絵本はそこまで数が多くありませんし、平面的な絵ではなく、独特の世界観や温かみのある絵になるので、珍しくって、楽しめるのではないでしょうか?
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4歳の子供の反応は?
我が家では、毎回30冊(息子+パパ+ママの3人分のカードを駆使して)ほど図書館で絵本を借りて来て、リビングにドーンとおいておき、息子自身が絵本を選んで「これよんで!」と持って来てもらうようにしているのですが、「きらきらぼしよんで!」と嬉しそうに持って来ました。
他のお子さんを見ていても思うのですが、お星様って、子供にとって、とっても大好きな題材のようですね。
動物たちが、大雨で、島に取り残されてしまって困っている場面では、息子も神妙な面持ち…心配になったようです。
「きらり」が登場して、仲間とともに動物たちを助けるシーンでは、「わぁー」という感じの表情で、絵を見つめていました。
王道ストーリーで学べる思いやりと本当の強さ
読み進めていくと、なんとなーく先が読めてしまう…という王道的なストーリーなのですが、それって、子供には、本当に大切ですよね。大人には、ちょっと物足りなく感じてしまうエンディングだったりしますが、相手を思いやる気持ちや勇気、小さくてもできることがたくさんあること等、分かりやすく描かれています。
とっても可愛い刺繍絵本と、子供の心を育ててくれる王道ストーリー。冬に向けて星空が綺麗に見えてくるこの時期、お子さんと一緒に読んでみてはいかがでしょうか?
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