安藤忠雄建築&ヤノベケンジのアートを無料で堪能!子供と一緒にアートに触れられる兵庫県立美術館。すぐ隣には海沿いの公園も!

兵庫県立美術館

独身時代から、よく足を運んでいる兵庫県美術館。先日、久しぶりに3歳の息子がっちゃんと一緒に遊びに行かせてもらったら、なんとなんと、とっても子連れにぴったりな美術館でしたので、ご紹介したいと思います。

 

 

兵庫県立美術館

兵庫県立美術館は、兵庫県神戸市の海沿いにある美術館…と言っても、目の前に埠頭と橋があるので、開けた海の眺めでは無いですが、港の雰囲気を味わえる立地にあります。
また、こちらは安藤忠雄氏の設計で有名な美術館でもあります。
2019年5月には。第2展示棟(Ando Gallery)が新しくオープンして話題を呼んでいます。安藤氏の代表作の模型や資料などの展示の他、安藤氏がデザインしたオブジェ『青りんご』も展示されていて、インスタ映えスポットとしても人気が出てきています。しかも、この安藤氏のエリアは無料で楽しめるようになっています。

兵庫県立美術館
兵庫県立美術館

 

 

新展示棟Ando Gallery

建築大好きな我々夫婦は、嬉しい限りの展示&箱なのですが…建築好き!という方でなくても、こちらの美術館の建物は、かっこいい!と思ってしまうのではないでしょうか?
無料エリアなので、自由に展示をみてまわれます。繊細な模型なども展示してありますので、小さなお子様が一緒の場合は、しっかりと見張っている必要がありますが…。がっちゃんも、細かい模型を見て、すごいねー!かっきーねー!と嬉しそうでした。

Ando Gallery
Ando Gallery模型

Ando Gallery

 

 

インスタ映えする青りんご

安藤忠雄氏が、建物以外の造形物をアートとして展示しているのは、私は初めてお目にかかったのですが、かわいいです。いろいろなメディアで見ていたのですが、感想としては、思ったよりも小さめでした。が、建物と合っていて、とっても素敵でした。

安藤忠雄氏の青リンゴ
安藤忠雄氏の青リンゴ

サムエル・ウルマンの詩「青春」をモチーフにされたそうです。みる人によって、さまざまな感想が出てきそうですね。
がっちゃんも、おっきぃりんごある!青い!と嬉しそうに、タッチしたり、もたれかかってみたり、グルグル周りを回ってみたりと嬉しそうでした。素敵な建築物を背景に、ぜひお子さんの記念撮影をしてみて欲しいスポットです。

安藤忠雄氏の青リンゴ
安藤忠雄氏の青リンゴ

 

 

海側の広場にヤノベケンジ氏のアート

美術館の南…海側には、美術館から階段とスロープで、海沿いの広い道へ降りられるようになっています。広々とした遊歩道(ハーバーウォーク)が整備されていて、子供達が走り回ったりして遊べるようになっています。
また、こちらには、現代美術作家のヤノベケンジ氏の作品サン・シスターが展示…というか、鎮座しておられます。高さ約6メートル。とっても迫力があり、可愛らしい作品です。

ヤノベケンジ氏の作品
サン・シスター海を見つめる

ヤノベケンジさんといえば、ミッドタウン日比谷のオープニングの際に、その作品がドーンと展示されて、話題を呼びましたよね。

サン・シスター
美術館南のハーバーウォーク

 

 

子連れランチやカフェもできます

美術館内には、カフェとレストランが1つずつあります。ブッフェレストラン フォルテシモには、お子様ランチがあり、キッズチェアや子供用食器も完備されています。

フォルテシモ
キッズチェア

子供用食器
お子様ランチ

メニューは、メインをオーダーすると、ブッフェ&ドリンクバーが付いてくるシステム。ランチにしてはちょっとお値段が高いですが、ブッフェ付きと思うと、リーズナブルです。お子様ランチにも、もちろんブッフェが付いていますので、偏食がちなお子様でも何とかなるのではないでしょうか?白ご飯やパンもあります。

フォルテシモメニュー
ブッフェ

ブッフェ
ドリンクバー

お食事は、、まぁ、チン感が否めませんが、安藤建築の中でお食事ができるのであれば、いいかなと思います。窓からは海側の景色を眺めることができます。

 

 

すぐ横は公園

こちらの美術館のすぐお隣には、なぎさ公園。こちらは防災拠点として整備されたのですが、広い芝生広場や、3on3のコート、ちょっと変わった遊具があります。美術館を巡った後は、こちらで子供と遊ぶというのもいいですね。
このなぎさ公園のまたさらにお隣も、脇浜海岸通公園という広い公園になっています。こちらは、主に近隣マンションの子供達の遊ぶ公園になっているようで、なかなかいい公園でした。

美術館側の公園
美術館側の公園

美術館のそばに公園があると、子連れファミリーには、とっても助かりますよね。

 

 

子供と一緒に美術館へ…というのは、なかなかハードルが高く感じるかもしれませんが、こちらの美術館でしたら、公園もそばにありますし、まずは外にあるりんごから!というのもありですね。
またぜひ特別展などに出かけてみたいと思います。

 

 

兵庫県立美術館
住所:神戸市中央区脇浜海岸通1丁目1番1号
アクセス:阪神電車「岩屋」駅より徒歩約8分、JR神戸線「灘」駅より徒歩約10分
開館時間:10:00~18:00(入場は17:30まで)
※特別展会期中の金曜日と土曜日は夜間開館 10:00~20:00(入場は19:30まで)
休館日:月曜日(祝休日の場合は翌日)、
年末年始(12月31日、1月1日)
※その他臨時休館あり
駐車場:地下駐車場80台(有料、割引あり)
https://www.artm.pref.hyogo.jp