時計に興味を持っている子供って結構多いですよね。時計を読めるようになるのって、幼稚園くらいかなぁ…小学校入学前に読めるようになればいいかなぁと思っていましたが、興味を持って好きな間に時計に触れておくのも悪くないなぁと最近思い始めました。
くろくまくんのとけいえほん
くろくまくんのとけいえほんは時計屋さんのおじさんと一緒に、楽しい1日を過ごしながら、いま何時なのか、何時までに〇〇をしなければならないのかなど、ストーリーに沿って時計の読み方を学べる絵本です。
絵本についている手で回す時計は、短針を回すと長針が連動して動くようになっています。まだその時計の仕組みを理解できない2歳のがっちゃんには、短針が動かせないもどかしさがあるようですが、時計を覚えるにはとってもいい仕掛けです。
カラフルでかわいいイラストでストーリーが展開していくので、がっちゃんも、時計だけでなく、ワシさんパン持ってるねぇ、落としちゃったねぇなどと、絵本としても楽しんでいるようでした。
また、1日のスケジュールのページなどもあり、くろくまくんが何時にどんなことをしているかなどのイラストもあって、がっちゃんもこの時間には一緒にネンネしようねーなどと、生活リズムを整えるにも役立ちそうです。
時計を読むのって結構難しい
実は私、幼稚園で時計を読めるようになるのに苦労したんです。それまで10進法ばかりだったのが、急に60進法になるんですもんね。。。幼稚園での時計のお勉強の時間が嫌だった記憶があります。
私の父に言わせれば、文系頭の子供は時計で苦労するんだそう。本当かどうかわかりませんが、時計に苦戦している私を見て、毎週土曜、父の鬼の算数教室が開催されることになったようです。。。おかげさまで数学が一番の得意科目になりましたけどね。
1歳すぎから時計に興味津々の息子
現在2歳の息子がっちゃんですが、1歳すぎから時計に興味津々でした。「コチコチカッチンおとけいさん」でおなじみの時計の歌が大好きでしたし、本屋さんで時計の絵本を見つけるたびに針を回して遊んでいました。
1歳半すぎ頃だったと思うのですが、今回紹介させて頂く「くろくまくんのとけいえほん」を本屋さんで見つけて、真剣にずーっと針を回したり、眺めたりしていたんです。その時は、元々くろくまくんの絵本シリーズが大好きだったこともあり、まだ早いよなぁ、珍しくて遊んでるだけかな、もう少し後でいいかぁと思って買わずにいたんです。
でも、喋れるようになってからは、時計を見つける度に「カチコチキッチンおとけいさん」とちょっと歌詞が間違ってますが、歌ったりするようになりました。
好きこそ物の上手なれ
トーマス好きのがっちゃんは、トーマスのキャラクターの名前を覚えるのはとても早く、記憶力がUPしたような気がしています。そんな私は2歳半頃にこの絵本を購入しました。時計を楽しいと感じている今、一緒に時計に触れて行って、まだがっつりとは時計について教えていませんが、数字も少しずつ分かってきたタイミングですので、3時、5時などと、おうむ返しのようなところもありますが、なんとなぁく時計というものが身近になってきたような気がします。

お気に入りになりました
くろくまくんのとけいえほんは、がっちゃんのお気に入りになったようで、毎日ように広げて眺めたり、いじったり、歌を歌ったりして楽しんでいます。今後は、実際に動いている時計と照らし合わせながら、あの時計が12時のこの形(絵本の時計を12時に合わせて)に成ったらお昼ご飯にしようか、などと、少しずつ生活に取り入れて行けたらと思います。
元々くろくまくんシリーズが好きだったというのもありますが、くもん出版というところ、カラフルで可愛いこと、作りがしっかりしていること、ストーリーがいいこと…あげたらきりがありませんが、大満足の1冊になりました。
![]() くろくまくんのとけいえほん 時計のみかたが楽しくわかる [ たかいよしかず ]
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