以前デザイン誌でロゴや建物を見て、気になっていた横須賀美術館へ2歳3ヶ月の息子がっちゃんと家族3人でお出掛けしてきました。建物やロケーションも最高で、
最高のロケーションにある横須賀美術館
海と自然に恵まれた、神奈川県横須賀市にある美術館で、山本理顕設計の建物で有名な美術館です。
過去に、アート情報サイトが全国に、約450ある美術館のなかから選ぶ「絶景美術館トップ5」に選ばれたこともあり、建物好きはもちろん、子供から大人まで、人気のある美術館です。企画展も、絵本ねないこだれだで有名なせなけいこさんの特別展をやったりと、時期に合わせて、子供向けの展示会も開かれています。
山本理顕設計の建物は、高さを抑えるために、約半分が地下に埋まっていて、山側海側両方からアクセス、回遊できるようになっています。どちらにも芝生広場が広がっていて、美術館利用者以外にも開放されています。この芝生広場が広いので、子供は走り回れますし、暖かい日はここでお昼ごはんを食べる方々も。
建物やピクトなど優れたデザインで感性を磨く
潮風から建物を守るために、建物をガラスで覆う二重構造になっていて、ガラス越しに柔らかなRと、円形の窓が特徴的な建物を見ることができます。かっこいいですね。そして、廣村正彰氏デザインのロゴやサインも、ホントいいですよね。入口の大きなサインボードで、たくさん子供の写真を撮りました。インスタ映えする写真もいっぱい撮れそうですね。
展示室内以外は無料開放されています
本館に入ると、ミュージアムショップがあり、そこから地下の展示室が見える橋を渡って、チケットカウンターへと行きます。
がっちゃんは、螺旋階段が気になったようで、スタスタと登りに行ってしまいました。ここを登ると、2階(情報スペースや図書室があります)、屋上広場へと出ることができます。このエリアは無料で開放されていますので、誰でも利用する事ができます。
屋上からも海が綺麗に見えますし、芝生広場には桜の木が植わっていて、あと1、2週間後にはお花見も楽しめそうでした。子供は走り回れますし、ガラス張りのエレベーターホールもいいですね。こちらにある望遠鏡は、無料で使えるようになっていました。
今度は外から小道を通って1階に戻って、展示室に…のつもりが、ガラス張りのエレベーターが気に入ったようで、がっちゃんがうーうー。再び屋上へ。屋上の広場もかなり気に入ったご様子。山側と海側を何度も行き来して、たくさん遊べました。小さなお子さんなら、ここだけでかなりの時間遊べます。
景色のいいレストランで子連れランチ
気づくと11時を過ぎており、予約の団体さんもあってか、レストラン「アクアマーレ」が混在していました。。。眺めがよく、人気なので、美術館利用者以外にも、訪れるお客さんも多いようで、土日祝は、11時のランチタイム開始と同時にさーっと席が埋まってしまうようです。
いい季節の時は、事前予約をしておくか、オープンと同時に入店がおすすめですね。
我が家は、11時15分頃に受付をしたので、3組待ちでした。その後も続々…12時前にはかなりの人数の方が並んでいました。
暖かければ、テラス席が断然おすすめです。眺めもいいですし、お料理が来るまでの間、芝生広場で子供は遊んで待っていられますしね。この日は風が結構吹いていて、少し肌寒かったので、テラス席には、ワンちゃん連れの方がチラホラ程度で、みなさん店内でした。もちろん、ガラス張りなので、店内からも海や船を眺めながら食事ができて気持ちよかったです。ベビーチェアなどは、残念ながらないのですが、スタッフさんが、がっちゃん用にクッションを持ってきてくださり、食事をしやすいようにかさ上げしてくださいました。
お料理は、ランチコースの他、パスタランチ、ピザランチ、アラカルトもありました。キッズメニューは特にないですが、大人メニューも優しいお味でしたので、単品のフォッカチオとピザやパスタをシェアできそうです。
小さな頃からアートに触れる
美術館としては、企画展示のほか、横須賀、三浦半島にゆかりのある、アーティストの展示が常設展としてありました。
また、谷内六郎館もあり、週刊新潮の表紙原画が展示されています。展示は、がっちゃんには、難しかったようですが、あか!きいろ!おぉー!などと指をさしながら見ていたり、トカゲのような車を、まじまじと眺めたり…大きな声でおしゃべりしてしまって困ったりもしましたが、がっちゃんなりに楽しめたようです。
こちらの横須賀美術館、周辺に…というか、美術館自体も入り込んだ感じで、観音崎公園という大きな公園があり、水の広場やアスレチック、展望台などなど、子供が楽しめる素敵なスポットになっています。今回は、美術館にかなりの時間滞在していたので、海辺散策をしただけで、公園へは行けませんでしたが、また次回、足を伸ばしてみたいですね。
ベビー関連情報
1階(無料エリア)に授乳室(鍵付き個室、シンク、おむつ替え台)があり、多目的トイレにもおむつ替え台がありました。広くはないですが、清潔で、落ち着いて授乳もできそうです。また、美術館利用に際して、チケットカウンターで、ベビーカーや抱っこ紐の貸し出しも、あるそうなので、ゆっくりとアートを見て回る事もできますね。
住所:神奈川県横須賀市鴨居4丁目1番地
アクセス:馬堀海岸駅より京急バス「観音崎京急ホテル・横須賀美術館前」下車徒歩約2分
浦賀駅から京急バス「観音崎」下車 徒歩約5分
駐車場:310円(1時間まで)以降150円/30分(上限1,510円/1日)
※展覧会観覧で最初の1時間無料
http://www.yokosuka-moa.jp
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